How to give directions to

2004年7月1日
一般の日本の人は、外国の人に接することがあまりないと思われるが、それでも偶然に道を尋ねられたりすることは、大いにありえる。

私は日本で道を尋ねるのが嫌いだ。 なぜかというと道を知っている人に当たったときはともかく、そうでない人の場合は返事に時間がかかることが多いからだ。

「○○はどこにあるのでしょう?」
「うーん、どこだっけなぁ。えっとぉ。」

知らないなら知らないと言えよといいたくなる。君が知らないと即答してくれれば、時間を無駄にせずに次の人に聞けるのだ。

ここが日本人のいいところでもあるのだが、人に親切にしたいという気持ちが裏目に出るいい典型だ。これは外国の人に尋ねられたときも同じだ。知らないときは、あっさり知らないと言おう。

「Sorry, I don’t know」(ごめんなさいね、、知らないのよ)

とカジュアルでいい。まちがっても、自分がほかの人に聞いてあげて、とか親切の上塗りをしてはいけない。 大半、ありがたがられてません。

さて、道を知っていた場合。
ここで英語をいきなり話すことになるとき、まず大半の人は、えっと、、一筋目を左に曲がって、二筋目を右に曲がって、左側にあったなと地理を思い浮かべつつ、英語の文法もめまぐるしく頭を回る。

文法で言えば、順番がことごとく日本語とちがう英語の場合、

1本目の道を左に曲がって」というのを正しく英語でいうと、

Take the first turning on your left

順番でいうと「曲がって、一本目、左に」とこういう感じだ。
この順番がとっさに出ない。
さらに定冠詞や前置詞なども頭をめぐり、道を聞かれたくらいで「うーうー」となる。

そこで、ネイティブにも十分通用する、らば方式でいこう。。

二つ目の道を右に、三つ目の道を左に、一つ目の道を右に、、、

と普通は曲がるまではまっすぐ行くのが基本だ。

これを応用して、英語でも非常によく短縮されるのだが、上の日本語を英語に直して短縮した場合、

Second right, third left, first right,,,,,

とこれでいける。日本語と順番もいっしょだ。延々とリスト式だ。

で最後には「その道の右側(左側)にあります」となるので、

And it’s on your right(left)」とつけたしてできあがり。

そんな説明でいいのかよ。。。いいんです。
欧米でそんな丁寧な説明してくれる人はいません。

どうせ二度と会わないのだから。。。(多分・・)

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