Phonetic Illusion

2005年2月27日
この日記を読んでくれた人(カツオ君)が、英語の後ろにカタカナで読み方を書いて欲しいとリクエストしてきた。
ふーむ。なるほどね。読み方がわからないとちょっとつらいわよね。うんわかるわかる。
でもでも、私もつらい。何がつらいかというと、日本語のカタカナで表記できないのだ。 「あ」と「お」の間の音はカタカナでどう表記するのかね。
英語の音の数に対応しきれていないカタカナじゃ無理なのだ。
ゆえにカタカナにしたその途端、それは英語じゃないのだ。日本語で外来語ということになってしまう。
だから、そのカタカナでそのまま読むと外国でもまず通じない。
ふむふむ、困りましたねぇ。
そこで私は考える。
でも、まぁ、そこまで発音に敏感な人なら、辞書でも開いて、発音記号を見るわな。 まぁ英会話日記ごときにみんなそこまで正確な発音は求めてないかもだ。
そして結論に達したのが、なんとかこれなら、それらしく聞こえる、あるいはこういう言い方なら、ぎりぎり通じるという範囲のカタカナをつけることにした。
たとえば男の人の名前のマイケルならマイコーというふうに。
名づけて「空耳方式」

英語圏の人に日本語を教えるときに、音を正しく伝えるためによく使う手だが、英語の似ている音に例えることがある。
たとえば数字

「いち」「に」「さん」を「ichi」「ni」「san」

と書いても、読みにくい上に覚えにくいのだ。それでどうするかというと、

itchy(かゆい)
knee(ひざ)
sun(お日様)
she(彼女)
go(行く)

というふうに。
演技派の私は、ひざを掻きながら、授業するので、ほとんどみなさん1回の授業で10までは覚えてくれます。なかば強制ともいうが、この際それはどうでもよいとしよう。 
これと逆もあったなぁ。

What time is it now?(今何時ですか)

と言う質問を「掘った芋いじるな」と、空耳風に変換された例が。(変えすぎだろ)
あと大学時代の年配の英語の先生は、Local(ローカル)は「六甲」と言いなさいと諭しておられた。(く、くるしー)

英語じゃぁないが、ルーマニア語の歌を見事なまでに空耳歌詞にしていたフラッシュもあった。

http://maiyahi.jpn.org/uploader/src/up0052.swf

まぁ、あたらずとも遠からずだ。
ということで、今までに日記の中で出てきた単語のいくつかを、それぞれ空耳カタカナ方式で参考に載せておく。
以後、空耳発音と呼ぶが、青色イタリック体で表示しておく。ぎりぎり通じるかも、って程度なので、通じなければジェスチャーでがんばれ。(結局はそこかよ)

turtle(海ガメ)タートゥ
tortoise(陸ガメ)トータス
hare(野うさぎ)ヘアー
toad(がまがえる)トウドゥ
spawn(魚などの卵)スポーン
pronunciaion(発音)プウォナンシエイション
liar(嘘つき)ライヤ

ここまで書いて、いったいどの英語が読めなかったかを聞くのを忘れたことに気付いた私。
おーい、かつおくん、どれが読めなかったんだ?

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